水田天満宮の御朱印やお守りを確認！境内の恋木神社のご利益とは？

福岡県には菅原道真公に縁の深い場所があちこちにありますが、中でも筑後市の水田天満宮は｢九州第二の天満宮｣として有名です。

また最強の恋愛パワースポット、恋木神社が境内社として鎮座していることでも有名です。

この記事ではそんな水田天満宮の歴史やお守り、御朱印、ご利益、行き方についてご紹介します。

参拝の参考にどうぞ。

水田天満宮の歴史

水田天満宮(みずだてんまんぐう)は菅原道真公をお祀りする神社です。

1226年に後堀河天皇の勅命を受けた菅原為長(菅原道真公の子孫)によって創建されたと伝わっています。

社名の由来ですが、水田天満宮の鎮座する土地はもともと太宰府天満宮の所有する荘園の1つであり｢水田荘｣と呼ばれていたことから名付けられました。

創建の経緯より｢九州第二の天満宮｣と称します。

久留米藩主や柳川藩主により厚く崇拝されてきました。

境内には23社もの境内社が鎮座しており、中でも恋木神社が有名です。

水田天満宮は合格祈願・厄払いのご利益を授かることができるパワースポット

水田天満宮は学問の神さま・菅原道真公をお祀りしていることから学業向上・合格祈願のご利益を授かることができるパワースポットとして知られています。

1月1日の元旦から1月7日までは学業合格厄除祈願祭が執り行われ、毎年受験生でにぎわいます。

また境内に鎮座する玉垂命（たまたれみこと）神社は武勇のご利益を、若宮神社は筆の神さまをお祀りしており、どちらも熾烈な受験戦争に打ち勝つ強力なサポーターです。

本殿だけではなく境内社も参拝しておきましょう。

さらに厄払いで知られる素戔嗚尊をお祀りするお社もあります。

災厄を祓い、願い事を叶えるための障害を取り除いてもらいましょう。

境内の恋木神社では恋愛成就のご利益が頂ける

水田天満宮に鎮座する恋木神社は恋命（こいのみこと）をお祀りする良縁祈願・恋愛成就のご利益を頂けるパワースポットです。

鳥居にはハート型の陶板が使用されており、入り口からすでに可愛らしい神社です。

鳥居だけではなく、参道や案内板にもカラフルなハートの陶板が敷き詰められており、境内も陶器で作られたハートでいっぱいです。

このハートは水田焼といって水田天満宮の神具を制作するために始まった焼き物です。

ハート型の陶板は恋木神社のためだけに制作されているそうです。

またハートモチーフがあしらわれた石灯籠もあり、夕暮れ時のライトアップがとってもロマンティックです。

全国的にも珍しい｢恋愛の神様｣をお祀りしていますが、これは太宰府で亡くなった菅原道真公が都に残してきた奥さんやこどもたちを想う気持ちを鎮めるために創建されたお社だからなんです。

遠距離恋愛や困難の多い恋愛に悩んでいる人には特にご利益を授かれそうな神社ですよね。

また境内には夫婦雛が鎮座しています。

こちらは恋人同士、あるいは夫婦でこのお雛様をなでるとより絆を深め幸福を授かることができるといわれています。

毎年11月3日には恋木神社良縁成就祭が執り行われ、多くの参拝者がつめかけます。

特別な恋みくじをゲットしよう

恋木神社では恋みくじ(初穂料100円)にチャレンジできます。

恋愛の神様に参拝した後におみくじをひいて、神さまのアドバイスを受け取りましょう。

ひいたおみくじを奉納するのはハートの木枠です。

おみくじはハート型に結ぶとさらにご利益がアップするといわれています。

ハート結びの方法ですが、いつも通りに結んで両端を結び目に差し込むだけで完成です。

また普段は白い恋みくじの用紙ですが、2月・3月と10月・11月の期間限定でピンク色に変わります。

特別な恋みくじで恋愛運を占って、恋の季節に備えましょう。

水田天満宮のお守り

水田天満宮では合格祈願のお守りや交通安全祈願のお守りが人気です。

しかしそれ以上に人気を集めているのが恋木神社のお守りです。

｢えんむすび守り｣初穂料800円はクリスタルハートのついた根付けタイプのお守りで、恋愛成就のご利益を頂けます。

またピンク地にハート模様が入った可愛らしい｢恋むすび｣初穂料700円も人気です。

絵馬には夫婦雛のイラストがあしらわれており、恋愛祈願には欠かせません。

また鳥居や境内に飾られている陶板のミニサイズ｢ハート守｣初穂料800円もおすすめです。

ハート守り以外は郵送で授与して頂くことも可能です。

申し込みは公式ホームページから行います。