和布刈神社のご利益・お守り・御朱印・おみくじを紹介!人形供養って何?

九州と本州の間にある関門海峡に鎮座するのが和布刈神社です。

朝廷にも献上されるある神事が有名ですが、その他にも人形供養でも全国的に知られています。

どんな神社か気になりますよね。

この記事ではそんな和布刈神社についてご紹介します。

参拝の参考にどうぞ。

和布刈神社の歴史

和布刈神社(めかりじんじゃ)は北九州市の関門橋すぐそばに鎮座する神社です。

比賣大神(ひめおおかみ)・日子穂々手見命(ひこほほでみのみこと)・鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)・豊玉日賣命(とよたまひめのみこと)・安曇磯良神(あずみいそらのかみ)をお祀りしています。

200年頃に創建されたと社伝では伝えられています。

社名にもなっている「和布刈」とは「ワカメを刈り取る」という意味の言葉です。

和布刈神社では毎年旧暦元旦に「和布刈神事」が執り行われます。

和布刈神事では3人の神職がそれぞれ松明、鎌、桶を手に関門海峡の海岸に入り、ワカメを収穫して神前に供えます。

福岡県の無形民俗文化財に指定されており、門司港駅前には神事の様子を表現した銅像が鎮座しています。

和布刈神事で収穫したワカメが710年に朝廷に献上されたという記録も残されています。

現在の社殿は小倉藩主小笠原忠総の寄進によって1767年に再建されたものです。

和布刈神社は交通安全・縁結び・美容のご利益

和布刈神社は対馬の宗氏が「海中灯籠」を奉納するなど、航海の安全を祈願するパワースポットとして知られています。

かつては平家も壇ノ浦の戦い前夜には和布刈神社で戦勝祈願を行ったとされています。

またワカメは繁栄の象徴ともされていますが、美容に欠かせない海藻類の一種です。

和布刈神社には女神様もお祀りしており、美容と縁結びのご利益が期待できます。

女性だけではなく男性も祈願して、ワカメパワーを享受しましょう。

和布刈神社で人形供養をしてもらうためのポイント

和布刈神社では役目を終えた人形やぬいぐるみの供養を行っています。

直接の持ち込みだけではなく、日本全国から郵送でも受け付けています。

供養の時期は決まっていないので、随時持ち込むことができます。

また他の神社ではお断りされることが多いガラスケース入りの人形も供養してもらえます。

さらに遺品の処分なども受け付けています。

人形供養の初穂料は3000円~が基本で、6段階のサイズのダンボールがあり、ダンボールごとに初穂料が設定されていますのでとても分かりやすいと好評です。

一番小さいAサイズ(縦・横・高さの合計が80㎝未満)は3000円、Bサイズ(110㎝未満)4000円、Cサイズ(130㎝未満)5000円、Dサイズ(150㎝未満)6000円、Eサイズ(160㎝未満)7000円、Fサイズ(160㎝以上)8000円、雛壇飾りは8000円です。

直接神社に持ち込めない場合、インターネットもしくは電話での申し込みになり集荷もお願いできます。

3箱までなら送料は神社側が負担してくれますので着払いで集荷が可能です。

和布刈神社のお守りやおみくじ

和布刈神社に参拝したら見逃せないのが「ふくみくじ」初穂料300円です。

張り子で作られたカラフルなふくの体の中にはおみくじが仕込んであります。

おみくじを読んだ後のふくは守り神として自宅に飾っておきましょう。

ふくみくじは様々な色がありますが、専用の釣り竿でひくのでどの色があたるかは釣果次第です。

また「一言守り」つきの男御籤と女御籤も人気があります。

和布刈神社は数多くのご利益を授けてくれる神社ですので、お守りの種類も豊富に揃っています。

交通の要所としても知られる北九州市門司港が近いこともあり、交通安全祈願のお守りが人気です。

和布刈神社の御朱印

和布刈神社の御朱印は1種類です。

社名と社紋、「九州最北端」の文字が入ります。

初穂料は300円です。

御朱印は社務所で頂くことができます。

受付時間は9:00~17:00です。

和布刈神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。

アクセス方法

和布刈神社には参拝者専用の駐車場が約50台分あります。

車で向かう際は関門国道トンネル門司側人道口そばですので、関門国道トンネル目指して進むと道に迷いません。

公共交通機関を利用する場合、JR「門司港駅」下車、西鉄バスに乗り換えます。

「和布刈」行きに乗車して「和布刈神社前」バス停下車、すぐ目の前です。

もしくは平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線「関門海峡めかり駅」で下車、徒歩で約8分です。

まとめ

和布刈神社についてご紹介しました。

交通安全はもちろん、縁結びや美容の祈願で有名なパワースポットです。

また全国から人形供養を受け付けていることでも有名です。

直接神社に参拝できなくても、郵送で人形供養を申し込むことができます。

「役目を終えたけど、思い入れがあるから簡単には捨てられない」という思い出の品がある人におすすめです。

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