九州には神々が降り立ったという伝説が残される場所が数多く残されています。
中でも福岡の日向神峡はあまりの美しさに神さまが降り立ったといわれる絶景が堪能できるパワースポットです。
いったいどんな場所なのか気になりますよね。
この記事ではそんな日向神峡についてくわしくご紹介します。
若い女性に大人気のパワースポット、ハート岩についてもお伝えしますのでお出かけの参考にどうぞ。
日向神峡の由来
日向神峡(ひゅうがみきょう)は矢部川によって火山岩が浸食されてできた渓谷の名称です。
正面岩、七福神に見立てられる岩など様々な名称がつけられた奇岩がたち並んできます。
自然が生み出した景観のあまりの美しさに、日向に降り立った神々が魅せられたという伝説が残されており、渓谷の名称の由来となっています。
九州屈指の景勝地でしたが、1953年に日向神ダムが建設されたため以前とは景色が変化しています。
一部の奇岩は今でも目にすることができますが、現在ではカヌーなどのアクティビティを目当てに訪れる観光客が多いです。
大型キャンプ場があり、レクリエーションにも適しています。
また春にはダム湖畔の「日向神の千本桜」が満開となり、福岡県内でも人気のお花見スポットとなっています。
桜だけではなく、シャクナゲやツツジ、秋には紅葉も見頃を迎え四季折々の景観を楽しむことができます。
赤いアーチ状の橋「蹴洞橋」の上から見る景色が最も綺麗です。
日向神峡のハート岩は恋愛運アップのパワースポット
日向神峡にはさまざまな岩が織りなす景観を目にすることができます。
見る人によって様々な形に見えてきますが、中でも「ハート岩」は目にすると恋愛運がアップすると人気を集めているスポットです。
露出した2つの岩壁が、周囲を覆う緑によってまるでハート型のように見えることから名付けられました。
日本各地に見られる「ハート岩」ですが、日向神峡にあるハート岩は日本最大規模といわれています。
ハート岩を見渡すことができる展望台が蹴洞橋にあり、写真を撮るならこちらのスポットが最適です。
また蹴洞橋には「幸せの鐘」が設置されています。
幸せの鐘を鳴らしながら恋愛成就を祈ると願いが叶うといわれています。
ぜひチャレンジしてみて下さい。
日向神峡の蹴洞岩
日向神峡は様々な奇岩で構成されていますが、そのうちのひとつが蹴洞岩(けほぎ岩)です。
緑に覆われた岩壁の一部にぽかりと穴が空いている岩です。
かつて日向神峡のあまりの美しさに魅せられてこの地に降り立った神さまは天馬にまたがってました。
その天馬が間違って蹴飛ばしてしまった跡がこの穴だといわれています。
蹴洞岩は車道からダムへ向かってまっすぐ進んで正面に見える岩(正面岩)の奥に鎮座しています。
また正面岩は天照大神や素戔嗚尊といった日本神話の神々にみたてられており、日向の神さまである日向大明神も鎮座しているといわれています。
アクセス方法
最寄りのインターチェンジは九州自動車道八女ICです。
「八女IC」から日向神峡までは車で約60分です。
インターチェンジを降りたら国道442号線に入ります。
国道442号の月足トンネルを通過したらすぐに左折します。
そのまままっすぐに進むと辿り着きます。
絶景ポイントとなる蹴洞橋には車を停めて景色を眺めることができるスペースがあります。
車通りは殆どない場所ですが、じっくり景色を堪能するためにも一旦車を停めておきましょう。
また日向神ダム管理出張所前にも約15台ほどが停められる無料駐車場があります。
蹴洞橋から見るハート岩ほど間近には見えませんが、ハート岩と赤い蹴洞橋のコントラストが楽しめる絶景ポイントとなっており、こちらもおすすめです。
まとめ
日向神峡についてご紹介しました。
恋愛成就のパワースポットとして知られるハート岩や、天馬が蹴ったあとと伝わる蹴洞岩など見どころがたくさんあります。
桜の季節はもちろん、紅葉の季節にも出かけてみたい場所です。
コメントを残す