宝満宮 竈門神社で人気のむすびの糸とは?効果や使い方をご紹介

太宰府はかつて海上交通の要所でもあったことから、数多くの歴史ある寺社仏閣が鎮座しています。

その1つが宝満宮 竈門神社ですが、この神社でしか手に入らない「むすびの糸」が現在SNSを中心に口コミで人気が広がっています。

いったいどのようなご利益があるのか気になりますよね。

この記事では宝満宮 竈門神社の歴史からお守りの種類や御朱印などについてくわしくご紹介します。

むすびの糸の効果や使い方を知って、ご利益を授かりましょう。

宝満宮 竈門神社の歴史

宝満宮 竈門神社(ほうまんぐうかまどじんじゃ)は天智天皇の時代に太宰府に設けられた役所の鬼門除けとして664年頃に創建されたのがそのはじまりだと伝わるお社です。

社名の由来は、風土記に「山の形が竈門(かまど)に似ている」と言及されていることから名付けられたといわれています。

お祀りするのは玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。

太宰府はかつて大陸に向けて数多くの留学生が旅立つ窓口でした。

留学生が学んだ政治・文化・宗教の知識は古代日本に革新をもたらし、やがて土着の文化と混ざり合いながら日本独特の文化を築き上げるのに至りました。

宝満宮 竈門神社の鎮座する宝満山は航海の無事を祈るための場所として知られており、数多くの留学生が旅の無事を祈り旅立っていきました。

中世以降になると、修験道の修行場としての信仰を集めるようになりました。

現代は歴史を偲ぶほか、桜や紅葉の名所として多くの人々に愛されています。

宝満宮 竈門神社は縁結び・厄除け・方除け祈願のご利益を頂けるパワースポット

御祭神の玉依姫命は縁結びの神さまとして知られる女神さまです。

境内にある恋占いのできる石「愛敬の石」は、目を閉じて左の石から右手の石まで歩き、無事に辿り着くと恋愛が成就するといわれています。

縁結び祈願で宝満宮 竈門神社を訪れたらぜひともチャレンジしておきたいパワースポットです。

それ以外にも境内には「再会(さいかち)の木」・「招霊(おがたま)の木」・「幸福の木」といったご神木が鎮座しています。ぜひとも隅々まで歩き回り、ご利益を授かりましょう。

また年に一度行われる神事「縁結び大祭」では、恋愛の縁を繋ごうと訪れる人々はもちろん、家族や友人、仕事の縁を繋ごうと数多くの参拝者でにぎわいます。

その他にも竈門神社は古来より航海の安全を人々が祈ってきたパワースポットということもあり、厄除けや方除けのご利益があるといわれています。

弘法大師と呼ばれ絶大な人気を誇る空海も、竈門神社で無事を祈り中国へ留学したと伝わっています。

宝満宮 竈門神社に参拝したら、必ず水鏡に立ち寄ろう

宝満宮 竈門神社の本殿前には「水鏡」と呼ばれる水たまりがあります。

かつて鏡が宝物として貴重だった時代、人々は水に己の姿を映し出して鏡がわりとしていました。

竈門神社では水を鏡がわりとするだけではなく、この水鏡に自分を映し出してから本殿に参拝すると願い事が叶うといわれています。

水鏡に顔を写すことで表面上はもちろん、心まで清められて神さまに願い事が届きやすくなるためといわれています。

参拝の際には必ず水鏡で心身を清めておきましょう。

 

宝満宮 竈門神社に参拝したらむすびの糸をゲットしよう

竈門神社でおすすめなのが「むすびの糸」初穂料1500円です。

赤い糸で作られており、木の実のチャームがついています。

この木の実は境内にある「再会の木」になる実を模した飾りです。

使い方は簡単で、手首に巻き付けるようにして結んで肌身離さず身につけます。

自然と切れたときが良縁とつながった合図なんだとか。

結び方に制約はなく、ミサンガのように編み込んでブレスレットのように仕上げる糸もいます。

「自分なりのお洒落」が楽しめる上に良縁祈願の効果大ということもあり、かなりの人気を集めています。

また返礼の仕方が独特です。

願い事が叶った暁には、むすびの糸を持って再び竈門神社に参拝し、境内に生えている木に結びつけます。

そのため竈門神社の境内にある木はあちこちに赤い紐が結びつけられており、その様子は圧巻です。

その上これだけの数が叶ったんだと目で見て分かりやすいです。

また竈門神社の赤い糸に対して、近くの太宰府天満宮には「叶糸」と呼ばれる青い紐が頒布されています。

せっかくなら足を伸ばして両方手に入れ、願い事を叶えましょう。

郵送による販売は行っていませんので、直接参拝するしかありません。

宝満宮 竈門神社でおすすめのお守り

竈門神社の授与所はガラス張りのモダンな作りがひときわ目をひく建物ですのですぐに分かります。

2012年にリニューアルされたばかりのガラス張りの建物です。

こちらの授与所は建物だけではなくお守りや神札の並べ方もブティックのように素敵です。

お守りではなく、まるでアクセサリーを選んでいるかのような気分になります。

人気があるのはやはり「むすびの糸」ですが、「えんむすび風守り」初穂料800円も様々な色から自分好みの1つを選ぶことができます。

また福岡の特産品でもある果物をモチーフにした「いちご守り」初穂料800円も可愛らしくて人気があります。

「一期一会」といわれる縁を大切に活かすことができるお守りです。

宝満宮 竈門神社の御朱印

宝満宮 竈門神社の御朱印は1種類です。

竈門神社の社名の墨書きが入るシンプルな御朱印です。

初穂料は300円です。

御朱印は授与所で頂けます。

授与所の受付時間は8:00~19:00までです。

竈門神社オリジナルデザインの御朱印帳は2種類です。

社紋である桜が全面にあしらわれたデザインで、ピンク色と水色の2色のカラーがあります。

それぞれ御朱印袋がセットになっており、初穂料は2000円です。

アクセス方法

宝満宮 竈門神社には約100台分の駐車場があります。

駐車料金は1台につき400円です。

公共交通機関を利用する場合、西鉄電車「太宰府駅」下車、コミュニティバス「まほろば号」に乗り換えて竈門神社前下車です。

太宰府駅から宝満宮 竈門神社までは徒歩で約40分ほどです。

車でのお出かけが便利です。

まとめ

宝満宮 竈門神社についてご紹介しました。

縁結びのご利益があると人気を集めている神社で、効果抜群のむすびの糸を手に入れることができます。

また恋占いのできる石や願い事を叶えてくれる水鏡、合いたい人と引き合わせてくれる再会の木など見どころがたくさんあります。

近くにある太宰府天満宮と併せて参拝しておきたい神社です。

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