携帯電話会社のCMで「洞窟内でも電波が届く」というシリーズがありますが、登場した洞窟の一つが福岡県小倉市にある千仏鍾乳洞です。
CM効果で一躍注目を浴びるようになりました。
しかし鍾乳洞見学は一体どんな服装をして出かければいいのか、普段なかなか行かない場所だけに謎が一杯ですよね。
そこでこの記事では千仏鍾乳洞に出かけるために知っておきたい服装の注意点やアクセス方法、どんなパワースポットかをお伝えします。
おでかけの参考にどうぞ。
千仏鍾乳洞は地球のエネルギーを体感できるパワースポット
千仏鍾乳洞は福岡県小倉市の平尾台にある鍾乳洞で、その規模は観光できる鍾乳洞の中では日本最大級といわれています。
全長は約1.2㎞ですが、ライトアップされているのは約900mほどです。
往復で約40分ほどかけて洞窟内を探検することができます。
大小さまざまな鍾乳石が見られる千仏鍾乳洞は、1935年に国指定の天然記念物に登録されています。
入場料は大人800円、高校生600円、中学生500円、小学生400円です。
キャリーバッグに入っていれば、ペットも一緒に入場できます。
そもそも鍾乳洞とは、カルスト台地に雨水が染みこむことで地下の空洞分に形成されます。
およそ数千万年もの悠久の時間を経て形成された鍾乳洞は、癒やしと圧倒的な自然のエネルギーを体感することができるパワースポットです。
CMと同じロケーションで写真を撮りたいのであれば、鍾乳洞に入ってすぐの位置で出入り口を振り返って撮影しましょう。
洞窟内には食堂や売店もあり、カルスト饅頭(100円)が大人気です。
千仏鍾乳洞の名前の由来
千仏鍾乳洞の名称の由来ですが、かつて行基によって創建されたといわれる行橋市にある叡山願光寺の末寺であった千仏院からとられました。
千仏院は天正年間(16世紀)に大友宗麟により焼き討ちに遭い、そのまま廃絶してしまい現在には残されていません。
千仏鍾乳洞ではこうもりを探してみよう!
洞窟といえばこうもりの住み処と考える人もいるのではないでしょうか。
こうもりは漢字で書くと「蝙蝠」で、中国では幸福を意味する「偏福」の文字と似ていることから幸福を運ぶ使者として縁起物の一つに数えられています。
キューバでも同様に富をもたらす存在として知られています。
千仏鍾乳洞にもこうもりが棲んでいますが、その数は少ないです。
そのため出会える事自体がラッキーです。
見つけたら幸福が舞い込む兆しかもしれません。
千仏鍾乳洞に出かけるときの服装のポイント
千仏鍾乳洞は一年間を通して気温16℃、水温は14℃をキープしています。
入り口から入って450mほどになると小川があり、その中を進むことになります。
雨が降っても観覧可能ですが、水量が増えています。
水の中を進むので、鍾乳洞の入り口でサンダルに履き替えます。
サンダルは無料で貸し出しがありますので、靴は特に用意しなくても大丈夫です。
服装は濡れてもいいもので、濡れても寒すぎないものがいいでしょう。
スカートでも長すぎない膝丈程度であれば濡れる心配がないので大丈夫です。
また千仏鍾乳洞は小さな子どもから老人まで洞窟探検ができることで知られていますが、手をついて移動しなければいけない場所もあるため、可能な限り両手が使える状態にしておきましょう。
手荷物は入り口のコインロッカーに預けておいた方がいいです。
アクセス方法
千仏鍾乳洞に出かけるには車が必須になります。
最寄りのインターチェンジは九州自動車道「小倉南IC」です。
小倉南ICから千仏鍾乳洞までは車で約20分です。
小倉南ICを降りたら国道322号線を約3㎞直進し、県道28号線に曲がり約6㎞ほどすすむと目的地です。
住所は北九州市小倉南区平尾台3丁目2番1号です。
無料駐車場が約100台分あります。
まとめ
千仏鍾乳洞についてご紹介しました。
長い時間をかけて作り出された景観は力強いエネルギーに満ちたパワースポットです。
千仏鍾乳洞は洞窟内だけではなく、洞窟に至るまでの草原と剥き出しの岩が混在した風景もファンタジーのように幻想的です。
ぜひ景観を楽しんで下さい。
また鍾乳洞のある平尾台は日本三大カルスト台地の一つです。
周辺には平尾台自然の郷など様々なアクティビティを楽しめるレジャー施設もありますので、こちらも楽しんで下さい。
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