北九州市八幡東区・日開神社のご利益・御朱印・お守りについて~ヒビラキの名前の意味とは

北九州市八幡東区は数多くの歴史ある神社が密集しているエリアです。

周辺一帯の地名の由来となっている神社などもあり、それぞれの社名にどんな意味があるのか気になりますよね。

この記事ではそんな神社の1つ、日開神社についてくわしくご紹介します。

参拝の参考にどうぞ。

日開神社の歴史

日開神社(ひびらきじんじゃ)は豊山八幡神社の境外社です。

お祀りするのは天之手力雄之命(あめのたじからおのみこと)・天之児屋之命(あめのこやねのみこと)・大玉之命(ふとたまのみこと)の三柱です。

くわしい創建年数は分かっていません。

現代に残された古文書の記述から、江戸時代には盛んに信仰されていた様子が分かっています。

日開神社の「ひびらき」の由来は神話にあり

日開神社の名称は、お祀りする御祭神の活躍する神話に由来します。

かつて天照大神は岩屋の奥にその姿を隠し、世界は闇に包まれます。

有名な「天岩戸伝説」です。

神々は天照大神に再び外の世界に出てきてもらおうと様々な計画を練ります。

このとき活躍したのが天之手力雄之命・天之児屋之命・大玉之命です。

天之手力雄之命はその怪力で天の岩戸にできた隙間に指をかけ、一気に押し開きました。

天之児屋之命は祝詩を詠み上げ、大玉之命は大きな玉串を作り天の岩戸に捧げました。

こうして無事に天の岩戸は開かれ、「日の神さま」である天照大神は外の世界に戻ります。

そのため天の岩戸を開いた功績を讃え「日開神社」の名称で呼ばれるようになったのです。

日開神社は開運厄除けのパワースポット

日開神社にお祀りする天之手力雄之命・天之児屋之命・大玉之命の三柱は災厄があふれた暗闇の世界に輝ける日の神さま・天照大神を取り戻すのに尽力した神々です。

そのため日開神社は開運除災のご利益を授かることができるパワースポットです。

また天之児屋之命は祝詩の元祖ともいわれている神さまで、「言葉」を司る神さまでもあります。

出世や所願成就を司っています。

仕事の成功や出世のための障害を取り除きたいと思っている人の困難を取り除き、運気を上げて立身出世の加護を与えてくれるパワースポットでもあります。

「最近何をするにも邪魔が入る」「なかなか目標を達成できない」という人には最適のパワースポットです。

参拝すると努力が実を結ぶように応援してもらえます。

日開神社の御朱印・お守り

日開神社には社務所がありません。

そのためお守りや御朱印を頂くことができません。

本社である豊山八幡神社では御朱印を頂くことができます。

日開神社オリジナルデザインの御朱印帳もありません。

アクセス方法

日開神社には参拝者専用の駐車場がありません。

車で参拝する場合は近くのコインパーキングをご利用下さい。

最寄りのインターチェンジは北九州都市高速「大谷IC」です。

公共交通機関を利用する場合、JR鹿児島本線「八幡駅」で下車、徒歩で約17分です。

バスの場合だと「新日鉄記念病院東口バス停」で下車し、徒歩で約2分です。

本社である豊山八幡神社は日開神社から徒歩で約10分ほどの場所に鎮座しています。

あわせてこちらも参拝してみて下さい。

「やはた」という地名の由来となった神社です。

豊山八幡神社には参拝者専用の駐車場がありますので、両方参拝する場合は豊山八幡神社に車を停めてもいいでしょう。

まとめ

日開神社についてご紹介しました。

日の神さまである天照大神が閉じこもった天の岩戸から出てくるのに尽力した天之手力雄之命・天之児屋之命・大玉之命を御祭神としてお祀りする神社です。

そのため「ひびらき」という社名がつけられました。

開運厄除けのご利益を授かることができるパワースポットです。

目標を達成しようとしているのに高い壁にぶつかってしまったとき、なかなか思い通りにいかなくなったときに参拝しておきたい神社です。

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