星野村はその名称が意味するとおり、星が美しいスポットとして知られています。
さらにおいしい八女茶の生産地としても有名です。
どんな特色があるのか、またアクセス方法も気になりますよね。
この記事では星野村についてくわしくご紹介します。
人気の天文台や美味しいお茶が楽しめるスポットもお伝えしますのでお出かけの参考にどうぞ。
星野村はどんな場所?
星野村は福岡県八女市の地区の1つです。
かつては八女郡に属する村でしたが、2010年に八女市に編入されました。
村全域の標高が高く、そのほとんどが森林に覆われています。
人口も少なくコンビニなど夜間灯りを放つ施設が少ないため夜は美しい夜空を見ることができます。
また山間部という地理的な要因から棚田が多く、独特の景観を生み出しています。
特に広内・上原地域の棚田は「日本の棚田百選」に選ばれた絶景スポットです。
山間部の地形と星野川からは朝靄が生まれ、お茶の栽培に適した気候になることから八女茶の栽培がさかんです。
2009年には「日本で最も美しい村連合」に加盟しています。
星野村で星を見るなら星の文化館がおすすめ!
星の文化館は星のふるさと公園の一角に鎮座する「お泊まりできる」天文台です。
1991年にオープンしました。
目玉はなんといってもツインドームです。
九州最大を誇る100㎝天体望遠鏡と65㎝の天体望遠鏡で迫力の星空観察ができます。
プラネタリウムも充実していますが、やはりどうせなら天体望遠鏡も使って星空観察をしてみたいですよね。
そんな人にオススメなのが星の文化館の宿泊プランです。
宿泊者限定で21:00、22:00の2回にわたって天体観測会に参加できます。
また星見展望台が用意されており、昼間は星野村の景観を、夜には満天の星空を屋外で堪能できます。
宿泊施設も充実しており、最大6名まで入れるファミリールームや、1人でも利用可能なカプセルタイプのスターキャビンがあります。
飲食物の持ち込みが可能ですので、昼間のうちに気に入った特産物を見繕って客室でのんびり楽しむこともできます。
住所:八女市星野村10828-1
開館時間:10:30~22:00(ただし水・木・金曜日は13:00より開館)
休館日:火曜日
入館料:入館+天体観測室、大人500円・小学生300円、入館+プラネタリウム、大人400円・小学生250円、入館+プラネタリウム+観測室、大人700円、小学生400円
宿泊施設利用料:一般客室、大人7500円、4歳~小学生3500円、スターキャビン大人4500円、4歳~小学生2500円
星野村で八女茶を楽しめるスポットは星野玉露茶
星野村と言えば良質なお茶の産地として知られています。
その歴史は古く、室町時代には黒木町にある霊巌寺から製法が伝わってきたといいます。
様々なお茶の中でも特に星野玉露茶が有名です。
星のふるさと公園の一角にある「茶の文化館」ではそんな星野村のお茶の魅力を存分に堪能できます。
しずく茶や抹茶、紅茶はもちろんのこと、茶そばや茶飯、茶まんじゅうにお茶のアイスなどお茶尽くしのメニューを館内の呈茶ホールで味わえます。
また味わうだけではなく、八女茶工房では抹茶作りや和菓子作り、お茶の淹れ方体験ができます。
住所:福岡県八女市星野村10816-5
営業時間:10:00~17:00
休館日:火曜日
アクセス
最寄りのインターチェンジは九州自動車道「広川IC」もしくは「八女IC」です。
インターチェンジから星野村中心部までは車で約50分です。
公共交通機関を利用する場合、JR九州「羽犬塚駅」下車、堀川バスに乗車します。
八女市に入ったら「福島バス停」で下車します。福島バス停からは「堀川バス星野行き」に乗り換えます。
「池の山前」バス停で下車し、星のふるさと公園までは徒歩です。
八女市内から星野村まではバスで約80分ほどかかります。
便数もあまり少ないので、車でのおでかけが便利です。
まとめ
星野村についてご紹介しました。
天文台は宿泊者限定の天体観測会があり、泊まりがけで星を堪能したいスポットです。
また美味しいお茶が飲めるだけではなく、お茶の入れ方や和菓子作りなどの体験もできます。
夜空だけではなく、朝靄に包まれる山々や昼間や夕方の太陽に光の下に見る棚田など絶景が臨めるパワースポットでもあります。
ぜひお出かけ下さい。
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