糸島・箱島神社は恋愛と耳に関わるご利益が!アクセスや御朱印も解説

糸島には恋愛や耳に関わるご利益を授かることができる神社、箱島神社があります。

いったいどんなパワースポットか気になりますよね。

この記事では糸島の箱島神社についてくわしくご紹介します。

アクセスや御朱印についてもお伝えしますので、参拝の参考にどうぞ。

箱島神社の歴史

箱島神社は松の木に覆われた小さな島の中にあり、独特な雰囲気をもつお社です。

海の上にぽっかりと浮いているかのように見える緑の小島には石でできた橋を渡って参拝します。

お祀りするのは土地の守り神である寒座三柱大神(さやりますみはらしらのおおかみ)、仏教の守護神である愛染明王、豊漁をもたらす神さまである西宮大明神(西宮恵比寿)です。

西宮大明神は兵庫県に鎮座する西宮神宮から勧請されました。

お社は小さな島の最も高い位置に鎮座しており、お社の向こうに海が広がって見えます。

箱島神社では恋愛と耳に関わるご利益を授かることができる

箱島神社にお祀りする寒座三柱大神とは八衢比古神、八衢比売神、久那戸神を指します。

この周囲一帯の守り神として崇拝され、厄除けのご利益をもたらす神さまとして病気や災害から地域を守ってくれる存在です。

西宮大明神は商売繁昌で知られるえびすさまです。

さらに愛染明王は愛欲を司る密教の神さまであり、最近では恋愛の神様として良縁祈願のご利益をもたらすと信仰されています。

またこの愛染明王を心から信仰するものには「美」が与えられるともいわれています。

恋愛成就のためにも、美容の向上は見逃せません。

しっかりと拝んでおきましょう。

また箱島神社の祠には「火吹き竹」が奉納されています。

火吹き竹はかつて風呂場やかまどの火を起こす際に必要不可欠なものです。

筒のようになっており、この竹を通して息を吹き込み風を起こし、火の調整を行うのです。

しかし台所ではガス台が、風呂場でも湯沸かし器が導入されるようになり最近の家庭ではもう見かけなくなりました。

かつてこの火吹き竹で耳に息を吹きかけると、耳の病気が癒えたという伝説が残されています。

無事に耳の病気が治ったら、穴の空いた竹を奉納する習わしがあります。

さらに境内には窪みがる大石が鎮座しています。

この窪みに溜まった水に触れるとイボが治るとして、この水を目当てに参拝する人々が絶えません。

箱島神社の御朱印

箱島神社には社務所がなく、神職の方も常駐していません。

そのため御朱印の授与はありません。

ハ箱島神社オリジナルデザインの御朱印帳も現在のところありません。

アクセス方法

箱島神社には参拝者専用の駐車場はありません。

国道202号線を唐津方面に向かって南下すると右手に箱島神社が見えてきます。

道路沿いに見えてくる小さな島に鎮座する神社ですので、路肩に車を停めてからお詣りするしかありません。

事故には十分注意しましょう。

白っぽい民家の隣から浜辺につながる細い道がのびていますので、その道を歩いて行くと辿り着きます。

箱島神社は干潮時に陸続きになります。

石橋がありますので、干潮時以外にも参拝はできます。

公共交通機関を利用する場合、昭和バスの「いと・しま号」に乗車し、「加布里」バス停下車、徒歩で約10分です。

電車だとJR九州「一貴山駅」下車、徒歩で約30分です。

車でのアクセスが最も便利です。

まとめ

糸島市に鎮座する箱島神社についてご紹介しました。

恋愛成就と耳の病気の治癒のご利益を授けて下さるパワースポットです。

さらに海のぽっかりと浮かぶその姿がモンサンミッシェルや竜宮城にたとえられる景勝地としても知られています。

ぜひ一度は足を向けてみて下さい。

絶景を楽しむのであれば、前日と当日が晴れている日にお出かけするのがおすすめです。

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