櫛田神社はご利益多いパワースポット!お守り・御朱印を徹底解説

博多を代表するお祭りとして見逃せないのが「博多祇園山笠」です。

夏を告げるお祭りで、その勇壮なお祭りの様子をテレビで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

この博多祇園山笠が奉納されるのが櫛田神社です。

櫛田神社の見どころはお祭りだけではなく、たくさんのご利益やお守り、御朱印もあります。

この記事ではそんな櫛田神社の魅力について徹底解説して参ります。

参拝の参考にどうぞ。

櫛田神社の歴史

櫛田神社にお祀りするのは大幡主命(おおはたぬしのみこと)、天照皇大神(あまてらすおおのかみ)、素戔鳴尊(すさのおのみこと)です。

「お櫛田さん」の名称で古来より地域の人々の信仰を集めてきた神社です。

そのはじまりは平安時代まで遡ります。

当時、博多の町で流行った疫病を鎮めるために伊勢地方の松坂地区から櫛田神社を勧請し氏神としたのがその始まりだといわれています。

博多という町は豊臣秀吉とも縁のある町ですが、櫛田神社の本殿裏には豊臣秀吉が関わった「博多べい」の一部が残されており、その歴史を偲ぶことができます。

また現在の社殿も1587年に豊臣秀吉によって寄進された物だといわれています。

櫛田神社は縁結び以外にもたくさんのご利益が頂けるパワースポット

櫛田神社は福岡屈指の縁結び祈願のご利益を頂ける神社として知られています。

境内にはまる夫婦が寄り添う仲睦まじい姿のようにも見える夫婦銀杏の樹が出迎えてくれるほか、夫婦恵比寿神社が境内に鎮座しています。

本殿を参拝したら、忘れずにご神木と境内社にも参拝しておきましょう。

夫婦恵比寿神社では縁結び祈願の他、商売繁盛祈願も行えます。

福岡でも屈指の人出を誇る川端商店街の一角に鎮座するお社だけあり、連日のように参拝している人を見かけます。

本殿裏にある注連懸稲荷神社でも商売繁盛のご利益を授かることができます。

その他にも夫婦円満、不老長寿などのご利益を授かることができるパワースポットとしても有名です。

ご神木の銀杏は推定樹齢600年ともいわれており、博多では長寿の象徴として親しまれています。

また境内にある「霊泉鶴の井戸」は三羽の鶴の像が飾ってあります。

かつては飲めましたが、現在は残念ながら飲むことはできなくなってしまいました。

櫛田神社といえば祇園山笠

全国的にも有名な櫛田神社の神事といえば「博多祇園山笠」です。

7月1日~15日まで、約半月の間、博多の町は祭りの熱気に沸きます。

市内各所に登場する飾り山はもちろん、クライマックスの追い山笠まで見逃せません。

また夏を告げる博多祇園山笠だけではなく、節分祭も有名です。

櫛田神社の節分祭は江戸時代から続いており、厄除け祈願の希望者で境内はにぎわいます。

節分の前夜祭と本祭、どちらも豆まきが行われます。

地元の名士が登場する豆まきは節分本祭だけになります。

また節分の期間には神社を囲む3つの門に日本一大きなサイズの「おたふく」の口を開けたデザインの門が登場します。

このおたふくの口をくぐると商売繁盛や家内安全のご利益を授かることができるとされています。

櫛田神社のお守り

櫛田神社のお守りとして有名なのが「見代御守」です。

厄除けのご利益があるとされ、博多祇園山笠では追い山笠に参加する人々が首から提げるお守りとして知られています。

また櫛田神社の拝殿を彩る彫刻飾りの中には、風神雷神の装飾があります。

よく見ると風神は「あっかんべー」というポーズをとっています。

どこかユーモラスな姿が人気で、この風神雷神の刺繍が入ったお守りが「仕事守」です。また女性からの人気を集めているのが「叶守」です。

夢や願い事を叶えるご利益を授かることができるとされており、博多の伝統工芸品である博多織でつくられたシックなデザインのお守りです。

また縁結びのご利益で知られるイチョウの葉のチャームがついているのもポイントです。

櫛田神社の御朱印

櫛田神社では通常1種類の御朱印を頂くことができます。

社紋と社名の墨書きが入ったシンプルなデザインです。

初穂料は300円です。

御朱印は社務所で頂くことができます。

受付時間は9:00~17:00です。

櫛田神社オリジナルデザインの御朱印帳は3種類あります。

まずは博多土産として有名なせんべい「二○加(にわか)せんぺい」が全面にあしらわれたかなり人目をひくデザインです。

初穂料は1000円です。

また博多祇園山笠の様子が刺繍された御朱印帳で、色が赤色ベースと紺色ベースの2種類です。

赤色の方がややサイズが大きく、初穂料1500円です。

紺色ベースのものは初穂料1000円です。

アクセス方法

櫛田神社には参拝者用の駐車場が二ヶ所用意されています。

境内と「博多町家ふるさと館」前です。

どちらも体が不自由な人向けに用意されており、山笠など神事が執り行われる際には使用できなくなります。

参拝する場合は30分、ご祈祷を受けると60分の無料駐車が可能ですが、それ以外だと30分で100円の駐車料金がかかります。

周辺は繁華街になるので有料の駐車場がありますが、土日は混雑するので公共交通機関を利用した方がいいでしょう。

公共交通機関を利用する場合、福岡市営地下鉄「祇園駅」下車、徒歩で約6分です。

JR「博多駅」から地下道を通じて移動することもできます。

福岡市内を循環するバスを利用する場合、「キャナルシティ前」バス停で下車し徒歩で約5分です。

まとめ

櫛田神社についてご紹介しました。

福岡を代表する夏祭りが執り行われる神社として有名ですが、縁結び祈願や不老長寿祈願で有名なパワースポットでもあります。

見どころがたくさんありますので、ぜひ何度も足を運んでみて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です