福岡市中央区に鎮座する鳥飼八幡宮ははっきりとした創建年数は分かっていないものの、古い歴史をもつパワースポットとして有名です。
子育てや縁結びのご利益を授かることができるといわれていますが、どんなお守りや御朱印があるのかきになりますよね。
そこでこの記事では鳥飼八幡宮の歴史やアクセス方法についてご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
鳥飼八幡宮の歴史
鳥飼八幡宮(とりかいはちまんぐう)は八幡神をお祀りする神社です。
社名の由来ですが、三韓征伐から帰国した神功皇后は姪浜地区から福岡へと上陸しました。
そのときこの地方一帯を治めている豪族・鳥飼氏が妊娠中にもかかわらず戦場に出陣していった神功皇后を労うための歓迎の宴を開きます。
神功皇后のお腹にいた子どもこそ、応神天皇です。
そのため無事に神功皇后が出産すると、応神天皇をお祀りする社を上陸地点に創建しました。
それが鳥飼八幡宮のはじめりです。
その後、戦乱によって神社は荒廃した上、福岡藩主である黒田長政がその地に別邸を建てることになったため、鳥飼八幡宮は現在地へと遷座し現在も地域の人々から崇拝を受けています。
鳥飼八幡宮は縁結び祈願のご利益が頂ける神社
鳥飼八幡宮には応神天皇を中心に、神功皇后と玉依姫尊をお祀りしています。
八幡神は勝ち運や厄除け祈願のご利益で知られていますが、鳥飼八幡宮では古来より玉依姫尊より授けられる縁結びのご利益が強力なパワースポットとして知られています。
「むすびの神さま」として知られている他、現在では神社はが主催する婚活イベントが人気を呼んでいます。
毎回趣向を凝らしたお見合いの場をセッティングしており、「こちらで出会ってそのまま鳥飼八幡宮で挙式をしました」というカップルも数多くいます。
その他にも、鳥飼八幡宮で応神天皇の誕生が盛大に祝われたということで「子育ての守り神」とも呼ばれ、お宮参りや七五三に訪れる親子が後を絶ちません。
境内にある千年蘇鉄は長年多くの人に崇拝されてきた鳥飼八幡宮の生き証人でもあり、長寿のご利益をもたらすパワースポットともいわれています。
また境内には神社の創建に関わった鳥飼氏をお祀りする黒殿神社や、商売繁盛のご利益を授けてくれる鳥飼恵比須神社が境内社として鎮座しています。
鳥飼八幡宮でオススメのお守り
鳥飼八幡宮の授与所で頒布されている「鳥飼八幡宮のご縁むすび」(初穂料500円)は、神社のご神木に結びつけることで神さまと参拝者のご縁をつなぎ、願い事が叶えやすくなるといわれています。
千年蘇鉄に結ぶと長い事が叶い、夫婦楠のしめ縄にリボン結びでひもをつけると良縁祈願が叶います。
好きな色を選んで願いを込めつつひもを結びましょう。
また境内に結びつけてかえるだけではなく、結んだひもと同じ色のひもを持ち帰って自宅に結ぶと、より神さまとの縁が深まるといわれています。
また巾着袋タイプの「恋結び守り」初穂料700円や神のお遣いである鳩があしらわれた「開運守り」初穂料700円などがあります。
鳥飼八幡宮の御朱印
鳥飼八幡宮の御朱印は1種類です。
初穂料は300円です。
御朱印は社務所で頂くことができます。
受付時間は9:00~17:00です。
鳥飼八幡宮のオリジナルデザインの御朱印帳は鳥飼八幡宮の護符をあしらったデザインです。
また外箱には縁を繋ぐ赤い紐が結ばれたシンプルなデザインがあしらわれています。
初穂料1000円です。
アクセス方法
鳥飼八幡宮には参拝者専用の駐車場がりません。
公共交通機関を利用する場合、福岡市地下鉄空港線だと「西新駅」で下車して徒歩で約12分です。
「唐人町駅」で下車すると徒歩で約7分です。
西鉄バスだと10・15・24・300番線に乗車し「地行バス停」で下車、すぐ目の前です。
まとめ
鳥飼八幡宮についてご紹介しました。
神功皇后がこの地で応神天皇の出産を祝福されたという言い伝えがる事から、子育ての守り神として崇拝を集めてきました。
また縁結び祈願のご利益を授かることができる神社としても知られ、境内のご神木にひもを結ぶと神さまとご縁がつながるといわれています。
恋愛だけではなく、仕事や人と人との縁など様々な良い出会いに巡り会えるパワースポットです。
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